STORY
1964年。核による第三次世界大戦後、世界全土に放射能汚染が広まり地球上の北半分は絶滅、そして死の灰は南半球にも迫っていた。
タワーズ艦長(グレゴリー・ペック)指揮の米原子力潜水艦ソーフィッシュ号は、難を逃れオーストラリアのメルボルンに入港する。
パーティで知り合ったモイラ(エヴァ・ガードナー)、ソーフィッシュ号に同乗し北半球偵察を命じられた若い海軍士官ピーター(アンソニー・パーキンス)、自動車好きの原子科学者オズボーン(フレッド・アステア)。彼らの運命が交錯する時、死滅したはずのアメリカから無電を傍受する。
暗号コードにも載っていない無電。いったい何を意味しているのか?
無電の発信地を追ってタワーズ艦長は原子力潜水艦をアメリカへと向けた。
やがてアメリカ サンフランシスコへと到着。
防毒マスクをつけた乗組員は街へと出るが、そこはゴーストタウンと化し、人ひとりいない。
逆探知機を使って無電が送られてくる方向へと進む。
ある廃工場。ついに無電の発信現場を発見する――。